コーチは聞くだけ？

コーチは、クライアントの話しを、
良く聞いてくれます。

でも、
真の解決のために関係ない事は、
つまり、
聞かなくても良い事は聞きません。

それでも、
クライアントが話したい場合は、
限られた時間の配分の中で
聞きます。

そこに、ちょっと誤解が
あるのでしょうか？

クライアントが話したい事を
聞く事で解決の糸口を見つけますが、
クライアントが思っている事、
つまり、
クライアントが言っている事、と
真実は異なる事が多いものです。

通常、多くの場合、
本人は、そうではないと
思っていますが、
事実と感情を
合わせて解釈しているので、
本当の「事実」が見えていない
と言う事が起こっています。

そこをクライアントの話しを
ヒントに、
謎解きをする訳です。

でも、
クライアントの話したい事の中に
あまりヒントはありません。

そこで、
的確な質問が必要になって来る
のです。

クライアントが見えていない事を
気づくようにする、
見えるようにする作業です。

気づいたら、
処理する作業になりますが、
それが、
あまりにも速いと、
人は急な変化に抵抗するので、
反感を持ちます。

じっくり聞いてくれると
誤解している人は、
特に、そうなるようです。

本当は、
聞くべき所は徹底して聞き、
そうでない所は、
聞かなくても良いのですが、
人は、聞いて欲しいと言う
気持ちが強く、
聞いてくれる人は、
分かってくれる人だと
誤解しているのです。

それで、
ただ聞いてくれるだけでも、
スッキリしたり、
頭に整理が出来たりする事も
あります。

そのレベルで良いなら、
コーチでなくても出来る人は、
います。

ただ、
聞く人が、自分の色メガネで
判断せずに聞けば、
そう言う結果になり、
自分の意見をいちいち入れて
話し合ったりすれば、
少しスッキリした気になりますが、
返って気が重くなったり、
人に話す気がなくなったり、
益々、頭の中で堂々めぐりする、
と言う事にもなりかねません。

友達なら、それで良いでしょう。

それほど、
人は、話したい欲求、
分かって欲しい欲求が
強いのでしょう。

多少、自分で
頭の整理が出来る人は、
逆に、
自分の考え、整理した事を
評価して欲しい、
ちゃんと出来ていると
認めて欲しい、
と言う欲求になるようです。

だから、
話しを聞いて欲しいのです。

コーチは、近所のおばさんでも、
あなたの家族でも
友人でもありません。

あなたの人生をより良くする
ためなら何でもしますが、
そうでないことは、
しません。

どんなに今が酷い状態でも、
それを変えるには、
勇気が要ります。

そこを押してくれるのが、
コーチの立場であり、
役割です。

二の足を踏むのは普通のことですが、
そこで留まって、
より良い展開はありません。

覚悟が必要な訳ですよね。
一度覚悟しても、
人間はブレますから、
特に新しいこと、
どんなに価値があることでも。

だからこそ、
一人で難しいこと、
気づかないこと、
その先の
あなたに一番必要で、
あなたに一番効果のある、
あなたに一番の成果のある
そんな最適なことを
最短で見つけてくれる
コーチの存在は大きいのです。

人生の多くの無駄、
無駄な苦しみ、
無駄なもがき、
無駄な回り道、
などは、
消えてしまうのです。

でも、
必要なことは、
避けては通れません。

そこをサポート出来るのが、
コーチなのです。

常に覚悟を重ねて、
ブレずに最短、最速で
突き進むことが出来ます。

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