満足と言う不満

時々、「今は問題ないし
現状には満足しています」
と言う人が来ます。

でも、
それは表面的なことなので、
本音は、何かあるハズです。

そうでなければ、
わざわざ来ないし。

そう言う時に、
コーチ、コンサルタントは、
そのように言う
表面的な事で判断せず、
本音が分かるように
努力する必要があります。

やるかどうか
契約するかどうか
決めるのは相手ですから、
こちらが決める必要は
ないのですが、
相手のニーズに触れるオファーを
出せれば良いのです。

それで、
相手は、判断出来るようになり、
契約するか、しないか、
はっきりしてくれます。

相手の「満足」と言う言葉に
目が眩んでいるコーチ、コンサルタントは、
本音、本質を読み取れていないだけです。

本当に満足していたら、
相談には来ません。

「満足」と言う言葉の裏にある
「不満足」が何なのか、
その不満、その欲求を
満たすもの、方法を
探しているのですから。

そうでなければ、
コーチ、コンサルタントと話す事はないので、
何かを探しているのでしょう。

どうにかしたいと言う欲求があるのでしょう。

その「何か」が分かれば良いんですけどね。

人は、中々本音を言いませんが、
ヒントは出すはずですから、
それを見抜く事です。

例えば、
今の取引先に
大事にされていないと言う不満とか、
今のやり方で思う程の成果が出ていない、
もう少し成果が出る方法が欲しい、とか。

適度に売り上げてはいるけど、
費用がかかり過ぎるとか。

やはり答えは、
「満足」と言う不満の意味を
知る事からですね。

本音を引き出せないなら、
こうであろう、
と仮説を立てて、
それを打ち消すオファーを
色々持って行く事です。

どれか当たれば契約するし、
その都度、
相手のニーズを読んで行けば、
更に継続して行きます。

今回は、
相手の「満足」と言う言葉を
鵜呑みにしては
先はない、
と言う話し、でした。

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